第181回 記録管理学会例会のご案内
現在日本では、令和の米騒動に代表されるように、「米価」のイシューで一喜一憂する状況が続いています。今回は、そうしたタイムリーなイシューに関わるものとして、近年戦前期輸入米の研究や輸入小麦の研究に関するご著書を立て続けにご発表なされました、東洋大学文学部名誉教授でいらっしゃいます大豆生田稔先生をお招きしまして、関係するご報告をしていただき、合わせて、先生がアメリカやオーストラリアなどの海外で調査されました公文書館や、その利用方法に関して、お話いただければということで、ご講演いただくことになりました。
今回は、食糧に関する価格決定と輸入との関係や、「食糧管理政策」との関係、あるいは、海外研究でも、アーカイブ調査を行った上での研究報告が常態化するなか、いっぽうで、近年の円安に伴う日本国内大学からの海外アカデミズムへの留学の減少など、日本国内での日本史研究での調査時の宿泊費高騰のみならず、世界史研究・現代海外研究・地政学研究の衰退へつながり兼ねない状況でもあり、留学せずとも、短期間調査であれば渡航・研究できるような形をご提案いただけるようなお話しをうかがう例会として、オンラインで開催いたします。
ご講演後はオンライン方式で質疑応答・意見交換を行いますので奮ってご参加ください。
<講師>
・大豆生田 稔 先生(おおまめうだ みのる 東洋大学名誉教授)
《開催概要》会員の皆様はもとより、本テーマにご関心がある方は奮ってご参加ください。なお、お申込みの先着50名様とさせて頂きますのでご了承ください。
記
テーマ 戦間期日本の食糧輸入―米・小麦供給圏の拡がり―
内容
・当該時期の全体像を踏まえ、第一次世界大戦期の米(外米)、1920s後半~30sはじめの小麦について、使用した資料(所蔵機関や利用方法も含めて)にも触れながら、お話いただくというもの。
参考文献:大豆生田稔『近代日本の食糧政策 ―対外依存米穀供給構造の変容―』(ミネルヴァ書房、1993年)
※国立国会図書館デジタルコレクションで手続きすれば個人閲覧可。
川東竫弘『戦前日本の米価政策史研究』(ミネルヴァ書房、1990年)
大豆生田『お米と食の近代史』(吉川弘文館、2007年)
同 『戦前日本の小麦輸入―1920~30年代の環太平洋貿易』(同、2023年)
同 『戦前期外米輸入の展開』(清文堂、2024年)
上山和雄・吉川容編『戦前期北米の日本商社在米接収史料による研究』(日本経済評論社、2005年)
玉真之介『近現代日本の米穀市場と食糧政策 食糧管理制度の歴史的性格』(筑波書房、2013年)
同『総力戦体制下の満洲農業移民』(吉川弘文館、2016年)
岡崎哲二・大石直樹編『戦前期日本の総合商社 三井物産と三菱商事の組織とネットワーク』
(東京大学出版会、2023年)
開催日時 2026年2月20日(金)
タイムテーブル
18:30〜18:33 開会の辞・講師ご紹介(司会 大越良裕)
18:33〜18:35 事務連絡(講師先生、司会者以外はマイク、ビデオをOFF)
18:35〜19:35 ご講演(大豆生田稔先生)
19:35〜19:40 休憩
19:40〜19:58 質疑応答(質疑応答の時のみ、発言者はビデオ、マイクをONにする等)
19:58〜20:00 閉会の辞(三輪宗弘会長)
開催方法 オンライン方式(Zoom形式)
モデレータ 大越良裕 理事 (Zoom操作担当 齋藤柳子 理事)
主 催 記録管理学会:https://rmsj.smoosy.atlas.jp/ja
後 援 ARMA東京支部、日本アーカイブズ学会(いずれも敬称略、順不同)
参 加 費 会員・非会員とも無料
要申込 申込入力フォーム https://forms.gle/dateBgC3NakRD5uw5
問合せ先
ohgoshiyoshihiro/atmark/gmail.com ※メールの際は/atmark/を@に変更してください。
申込締切
2026年2月16日(月)22:00
ミーティングID及びパスコードは、2月17日(火)に申込者全員にメール致します。