第175回 記録管理学会例会(終了しました)

 日本の公文書管理は、2026 年までに完全に電子文書を原本とするという計画で進んでいま す。記録管理学会は、国立公文書館認証アーキビスト制度の発足に際し、公文書等の管理に係 わる専門職員に関する強化方策の重要性を認識しております。このため、6 月に開催した第 174 回例会では金子彩里香氏にご登壇いただき「カナダにおける電子記録情報管理の現状とレコー ドマネジャーの役割」についてご講演いただきました。質疑応答も活発に行われ、大変有意義 であったと、事後アンケートで評価を得ました。 前回の流れから 175 回例会では、電子記録管理の進み方が日本と海外とで異なるという視点 から、日本の一般企業ではどのように電子文書管理が推進されているか、ARMA東京支部の 溝上卓也氏にご登壇頂き「一般企業での電子文書のライフサイクル管理の実状(含 廃棄・延長 判断)」についてお話しいただきます。ご講演後はオンライン方式で意見交換を行いますので 奮ってご参加ください。

<パネリスト> ・溝上卓也氏(大阪大学工学部応用物理学科卒、修士課程修了)ARMA東京支部 1981 年日立製作所に入所、日立ソリューションズを経て、現在は「文書管理は目的ではなく、業務を遂行す るための手段」をモットーに、TK 業務企画代表(https://dxbpr.com/)として、業務改革、電子文書管理、電 帳法電子取引のアドバイザーと株式会社デジサインなどで活動。日立製作所、日立ソリューションズにて、光 ディスク装置の開発経験、文書情報管理システム・JSOX の対応 SE の経験、BPO 業務の改革・改善経験、さら に社外団体活動として、ECOM、eRAP,JIPDEC などで電子文書管理に取り組み、記録データのマイグレーション を提唱。現在、JIIMA 文書情報マネージャ―認定セミナーの企画・講師も務めている。

《開催概要》会員の皆様はもとより、本テーマにご関心がある方は奮ってご参加ください。 なお、お申込みの先着 100 名様とさせて頂きますのでご了承ください。

テ ー マ:一般企業での電子文書のライフサイクル管理の実状

内 容:電子記録管理の進み方が日本と海外とで異なるという視点から、日本の一般企業 ではどのように電子文書管理が推進されているか。

開催日時:2023年9月9日(土) 講演:午前 10:30-11:00(約 30 分)、質疑応答:11:00-12:00(約 60 分) 

開催方法:オンライン方式(Zoom 形式)

モデレータ:齋藤柳子 理事

主催: 記録管理学会:http://www.rmsj.jp/

共催:ARMA 東京支部

後援:全史料協、日本アーカイブズ学会

参加費:会員・非会員とも無料

要申込:申込入力フォーム

問合せ先:rsaito/atmark/forest.ocn.ne.jp ※メールの際は/atmark/を@に変更してください。

申込締切:2023 年 8 月 30 日(水)22:00
ミーティング ID 及びパスコードは、9 月 4 日(月)に申込者全員にメール致します。

                            研究推進、例会担当理事  齋藤柳子